まちのきらりさんみぃつけた
宇藤) 3年前、アウトドア競技のモルックの楽しさにはまり自宅内でも遊ぶ事が出来ないかと考えたのがきっかけなんです。その後、自分でコンパクトサイズの今の原型となる第1号を桐の木で作りました。
宇藤)たまたま遊びに来ていた大学からの友人名和に「こんなん作ったんや!」と見せると「こんなん探してたんや!」って!その後、製品化の話になったんです。
名和)障がいをお持ちの方でも楽しめる運動がないかと思いついたのがモルックでした。やってみたらモルック棒が重くて投げられなくて…。代わるものをと探していた時、宇藤の作ったのを見て驚きました。「これや!」って思ってすぐ製品化の話を勧めました。
お2人)色々ありました。初期のころは宇藤が手作業で作っていました。切り抜く工程は危険で時間もかかりすぎるので今は専門業者にお願いしています。 弱い力で棒を投げても倒れやすいように工夫をし、収納袋は巾着型で持ちやすく裏面にルールをプリントしています。 完成まで1年半かかりました。
お2人)昨年は認知症予防の活動をしている団体(ニヨ活さん)に協力を得、天王寺で体験会や大会を開催。大会では障がいをお持ちの方やお年寄りからお子さんまで30組のチームが競い楽しいイベントになりました。今年は四国、奈良での大会も決定しています。認知症予防ではもちろん、親子孫世代、あらゆる人が同じフィールドで参加できる競技として日本全国に広げていきたいです。